「月のメッセージ」 | 古典漆芸技術 夏未夕漆綾

2018/07/29 05:44

さて今夜は月にまつわる少し不思議な話を一つ・・・怪しい感じはするが、こうした証言をしている人が、かなりの地位の人や専門家であること、また実際に公式の記録に残っていることを考えると、「それはデタラメだ」と一笑に付すこともできない話でもある・・・。それでは始めようか・・・。


1958年9月29日、午後8時30分、自宅で望遠鏡を使い月を観測していた明治大学教授、豊田堅三郎氏は「何だこれは・・・・」と首をかしげ、目をこすりながら何度も望遠鏡に浮かび上がる月を確かめた。
何と、月の中央、少し上よりの通称「晴の海」と呼ばれる暗い部分の下にある白く輝く部分に、まるで黒く墨で書いたように[pyaxjwa]の文字が二行になって並んでいるではないか・・・
「こんなことが・・・信じられない」豊田氏は思わずつぶやいた。


同氏は工学博士だったこともあり、こうした場面であらゆる可能性を考えてみたのだが、望遠鏡のレンズや内部に何か付着していないか、少し望遠鏡をずらしてみて確かめ、窓ガラスも確かめたが、窓は開いていてガラスの干渉は受けていなかったし、望遠鏡をずらしてしまえばその文字は写らなかった・・・つまりその文字は間違いなく月の表面に書かれていたのだった。
博士はさすがに自分でも信じられなくなり、居合わせた姪や近所の人達に代わるがわる望遠鏡を覗いてもらって、全員が見えることを確認したのである。


また博士はこのスペルを調べてみたが、こうした英語のスペルは存在せず、、当時「十七夜の月に、英文字が書かれているのを確認した」と実名で発表した豊田博士のこの事件に対しては、何かの暗号ではないか、月面の地形と、太陽光線のあたり具合によって、そう言う陰ができたのではないか・・・、などの話も出たが、結局今に至ってもこの現象はそれを説明できる何の方策もないままなのである。


またこれは1954年に火星が地球に大接近したときのことである。
パロマ天文台では青色フィルターをかけて火星の写真撮影を行ったところ、火星の真ん中にくっきりと「W」の文字が現れていたのである。
天体望遠鏡の画像は倒立画像だから、実際には「W 」ではなく「M」・・・つまりMarsの頭文字ではないのかと言う話になったのだが、パロマ天文台の当時の責任者リチャードソン博士は「どう説明すべきか、誰か教えて欲しい」・・・と見解せざるを得なかったのである。


この「M」の文字・・・その後火星が地球に接近するたび出現しているのだが、今だこれが何なのかは解明されていない・・・、しかもおかしなことに、こうした話はその後1990年ごろを境に全く報道もされなくなったのである。


イギリスやブラジルでも非公式だが、一般市民が月に文字や、意味のないスペルが現れたとする通報が警察になされているし、その目撃例も比較的多かった時期があるのだが、近年こうした情報は全く報道されない。
完全に科学が説明できるものしか報道できない・・・いたずらに市民の混乱を招く・・・とする報道の姿勢があるのか、こうした怪現象そのものがなくなったのかは分からないが、なんとも余裕のない、夢のない社会になったものだと思う。


ちなみにこの「月のメッセージ」・・・どちらかと言えば、満月かそれに近い月齢の時の目撃例が多かったらしい・・・。

たまには英文でも書かれていないか、月を眺めようかな・・・。