2018/11/27 08:01

この1週間ほどの事だが、私の住んでいる三井町仁行付近で気象庁の震度計には反応しない振動が少し多くなっている。

 

直近では11月24日に7回、11月26日にやはり5回の振動が有り、感覚的には震度2くらいの振動で、ガラス戸がガタガタガタと大きく音を立てるほどだが、気象庁に問い合わせても地震としては記録されていない。

 

11月26日の例では11時5分くらいに弱い揺れがあり、同日11時40分にはかなり大きな振動が2回、そして午後1時30分前後、更に2回の大きな振動を感じたが、地震計には記録されていない。

 

これらの現象の原因として一番可能性の高いのは飛行機やジェット機の加速振動だが、これらの振動の前後に飛行機やジェット機の通過音は聞こえておらず、また次に可能性の有るものは隕石などの大気圏突入振動だが、この場合の振動は大きな音を伴ったり、或いはこうした数回に分けて何回も発生する可能性は低い。

 

通常隕石の突入振動は1回の場合が多い。

勿論流星群などに突入している時期は比較的隕石も多いが、これほどまで多く発生する確率は低い。

また花火や風の可能性も有るが、これらは目測や後の確認で排除される。

 

こうした経緯から、これまでの統計上一番確率が高いのは「火山性空気氏振動」の可能性であり、因果関係は不明だが、過去三井町で空気振動が多くなってから3日、遅くとも10日以内に霧島、桜島の火山噴火が発生したケースが6回、中央火山帯北関東付近の火山噴火が2回発生している。

 

これらの事から九州地方の方、北関東山沿いの方々に少し警戒をして暮らして頂きたいと思います。

 

そしてこうした因果関係の他に、同様の振動発生後、石川県能登半島に震度4以上の地震が発生したケースが2回、同じく北海道釧路地方に震度4以上の地震が発生した事例が2回、京都北部の深い震源域での地震発生が1回と言う統計が出ています。

 

多分霧島、桜島、或いは北関東付近の火山噴火の可能性が高いと思いますが、この時期としては温暖な気候が続き、そして最近は平年並みに戻って来ている感じがします。

 

古来より「大地震が発生する時は温暖なものなり」と言われていますが、正確には温暖な気候の後、ほぼ平年値に戻ってから、大きな地震となるケースが多いようです。

 

空気振動と統計上の可能性の話でした。

 

では皆様、今日も頑張って、行ってらっしゃい!