2021/07/16 17:15

「本当の日本の危機」

時は永禄3年5月19日(1560年6月12日)、ところは桶狭間、京へ上洛せんと欲す源氏の流れを汲む由緒正しき今川義元の軍勢2万。これを迎え撃つは尾張の大うつけこと、織田信長の軍勢2000。 さて...

2021/07/09 18:49

「価値反転性の競合」

人間が秩序と呼ぶもの、また反対に混沌と呼ぶものも、その本質は大きな漠然たる流れのひとつの瞬間を切り取って、それをどう見たかと言うことに過ぎない。 ゆえに人の言う秩序も混沌も、またいかに大きな思...

2021/07/09 18:44

「国債と増税・2」

そして現在、各国政府が発行する公債や国債は、実はこうしたその国家の国民の所得の普遍性、安定性を基盤として考えられている。 今ここに健全な経済感覚の国民が有ったとして、彼らが生涯所得や恒常所得と...

2021/07/09 18:41

「国債と増税・1」

経済はマクロもミクロもその原理は同じことであり、ミクロのまずさはマクロのまずさとなり、この両者はずるずるとマズイ関係を続け破局していく男女の在り様と似たようなものだ。そして人間は一度こうした状況に...

2021/07/08 21:20

「赤い花・2」

この2つ前の記事でスケールフリーの事を書いたが、人間の脳や視覚はまさにこのスケールフリーの中にあって、これは空からチョコレートの粒が沢山降って来たとして、これをより多く集められるのは、より大きな器...

2021/07/08 21:15

「赤い花・1」

激しい轟音と共に地上にあるあらゆる物を巻き上げながら進む竜巻、この竜巻が次にどこに進んでくるかは予測が難しい。 だが竜巻は必ず何某かの根拠が有って、その進路に進んでいるが、それは人間には理解す...

2021/07/08 21:12

「神の如く・Ⅱ」

だが次の瞬間「現世鏡」は何故か母娘の部屋のテレビを映し出し、そこでは日本政府の厚生労働大臣がコメントを発表していた。 「今度発生した肉の食中毒事件に関しまして、日本政府は新しい食用生肉の基準を...

2021/07/08 21:07

「神の如く・Ⅰ」

「まあ、お前の場合は極めて消極的な人生だが、それゆえに率先して悪いことをしていないのが救いかな・・・」「閻魔大王さま、それで私はどうなるのでしょうか、やはり地獄行きでしょうか・・・」「うーむ、難し...

2021/06/20 18:56

「スケールフリー・ネットワーク」

例えば極めて基本的な饅頭が有ったとしよう。この饅頭はそれが発生した初期の段階は大変人気が高く、また他に競争相手がいない事からとても多く売れる。 しかしやがてこうしたとても多く売れる状態をして、...

2021/06/17 18:50

「臭いものには蓋をして・・・」

「主任、このアルミ容器の中身が例の遺体ですか」「ああそうだ、絶対蓋は開けるな」「でもこの状態だと検視ができませんが・・・」 「そんなもの必要ない、仏さんは既にまる24時間以上密閉状態にあるんだ...

2021/06/14 21:01

「台風と言うエネルギー」・Ⅱ

台風が来る前の気象は温度が上昇する場合、その時点では計測地域が台風の右半分に入る位置に有ることを指していて、気温の微弱な低下は、その地域がその段階では台風の左半分に入るだろう地域に位置している事に...

2021/06/14 20:56

「台風と言うエネルギー」・Ⅰ

台風が2つ並んで発生してきた場合、若しくは離れたところにある台風が2つ近付いた場合、この時2つの台風は相互に影響しあい、一つは北西に向けて、そしてもう一つは南東方向に向けて、反時計回りに移動してい...

2021/06/14 20:51

「地震予知の歴史・2」

しかしFM波の変調観測は確かに地震は予測できるが、それがどの地域に発生するかは不確定であり、また規模も特定できない。 串田氏は結局千葉県沖の地震や、関東地方で起こった震度3クラスの地震を関東地...

2021/06/14 20:46

「地震予知の歴史・1」

古来日本では地震と雷の区別が曖昧だった。従って例えば鎌倉時代までの記録に「大雷」と書き記されたものの中には、地震のことを現しているものも少なくない。また常に戦乱がつきものの世界の歴史には、初めは恐...

2021/06/12 18:24

「兄弟」

幼い頃からそうだった・・・。匂いが解らない。最盛期の金木犀の香りですら、微かにしか感じない私の嗅覚は、何故かしら身内や親戚の誰かが死ぬ時だけ、反応していた。それはまるで草が繁茂する時に発する勢い、...