2020/08/02 09:42

「令和・中央集権の崩壊」

全ての原因はこの人の拝金主義から始まった気がするが、2020年8月1日、WHOのテドロス事務局長は、コロナウィルス・パンデミックの影響が今後数十年続くと発表した。 初期段階、これはパンデミックでは...

2020/08/01 05:12

「民衆と無言の天皇」

太平洋戦争で日本の敗戦が決まった時、アメリカがその復興と統治に関して専門委員会を設立し、そこで採択された仕組みが現在も日本の政策の根幹を為しているものが有り、その代表的なものが税制委員会と法制度審...

2020/07/30 06:33

「机上の権利」(補足記事)

実は集団的自衛権と言う日本語は存在しても、厳密な集団的自衛とその権利とは比較理論上のものである。 集団的自衛権と言う言葉が始めて出現するのは1945年、国際連合憲章第51条に定められた権利だが...

2020/07/29 18:03

2・「集団的自衛権」

集団的自衛権と言う概念は独立国家軍の概念である。 独立国家軍として同盟国の危機に際し、これを救済、援助する概念のない集団的自衛は力の不均衡から発生する、状況的に押された準強制であり、こうして派...

2020/07/29 17:52

1・「国防とは何か」

日本国憲法第9条2項が存在する限り「自衛隊」の存在は違憲状態である。この意味では日本は例え国防と言えども、武力を持つことが出来ない 日本国憲法が制定された当初、アメリカが概念する日本の国防は「...

2020/07/29 14:46

「安倍総理の贖罪像に関して」

韓国の京郷新聞が報じた7月25日付けの記事で、ソウルから遠く離れた植物園の中に、慰安婦像に土下座する安倍総理を模した像が製作され、8月10日に韓国国会議員を招請し、大除幕式が開催される事が伝えられた。&nb...

2020/07/28 05:29

「折れた自立分散システム」

インターネットシステム中の情報で、自然発生的に出てくる増殖、集中は個人の情報検索がキーワードに従って集中し、その原初は僅かな突起だったものに次々検索が引っかかって成立する。 その原初の突起をnod...

2020/07/25 19:51

「溶融する国連」

権力は集中と分散を繰り返すが、この原因の一つに権力を担保する「権威の公平性」が有り、権威は暴力によっても成立するが、あらゆる統治手続きを暴力で為し続けることは、平和を維持する事と同じように不可能な...

2020/07/24 05:25

「f分の1で呼吸を吐く」

肺の容積の85%を占め、成人一人当たりの総表面積が100平方メートルにも達する「肺胞」の機能は、静止している状態ではない事から、常に微弱な収縮と拡大を繰り返しているが、平均値は存在し、従ってこの平...

2020/07/22 18:47

「水が流れる」

「臣」と言う文字の象形式は人間が伏目がちに下を向いた、その目の形を現している。 君主の前でかしこまっている状態を指し、「臣」と「臣下」は同じ形を自己に近いところから見るか、それとも「他」に近い...

2020/07/19 19:38

「正義を利の為に使う」

中国古典「説苑」の「楚、壮王」のくだりに、少し面白いエピソードが乗っている。 ここでは位の高い女給に対し、セクハラをはたらいた男と、それを処する壮王の話が出てくる。 宴会の席で蝋燭が切れて...

2020/07/18 05:03

「反転逃避美意識」

名称は伏せられるが実在する地域で実際に有った話として・・・。商工会議所が会議所会員の事業者に対して独自の景気判断アンケートを行った結果、そこでは事業者から行政の恣意性に対して厳しい意見が多数寄せら...

2020/07/16 05:22

「分裂統合症候群」

Aと言う人と話している時、Bと言う人と話している時、更にはAとBに自分を加えた3人で話している時の自分は必ずしも一致したものではない。Aには話せてもBには話せない事も有り、AとBが同時に目の前にい...

2020/07/14 04:44

「未来の為に言葉を使う」

もう30年も前の事になるだろうか、わたしは日本と韓国の青年が交流する為の企画会議に出席したが、その動機はこれから日本はアジア各地の国と協力して行かねばと思う高邁なものだったにも拘らず、実際には交流...

2020/07/12 06:00

「婚姻概念の変化」

結婚と言う言葉と婚姻は同義だがその意味合いは少し異なり、結婚が個人に近い概念なのに対し、婚姻は僅かながらに氏族制度の雰囲気を醸し出しているのは、婚姻と言う概念の方が古く、結婚と言う概念の方が新しい...