2019/03/22 06:28

「老いとは何か」・1

「プロジェリア症候群」(progeria syndrome )と言う病気がある。正式名称は「ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群」(Hutchinson Gilford syndrome )と言うが、いわゆる...

2019/03/21 06:18

「金を払って物を預かる」

デパートに取って年末商戦は結構重要なものだが、それ以上に大変なのは「年明け商戦」であり、そこで売り出す「福袋」は安定した稼ぎが見込める優良企画だが、この「福袋」の始まりは、元々「在庫処分」の意味合...

2019/03/20 05:19

「二つの需要」

農産物に措いてはいったん生産が始まると、その供給量は固定され、その年の生産量は決定されたものとなるが、例えばキャベツを生産したとして、このキャベツを1個500円で販売することを目的とした場合、生産...

2019/03/19 06:12

「罪の誕生と変遷」

人類文明が発生したごく初期の段階、またそこに宗教的権威を持った統治が為される初期の段階に措ける裁判では、裁判と罰則が同時である傾向にあった。すなわちここでの罪の概念とは「自分と神」または「自分と自...

2019/03/18 05:58

「地球環境と言う幻想」2

これは勿論生物学的な仕組みとしてもそうなのだが、エネルギー変換の点に措いても整合性を持っている。豊かな暮らしはより多くのエネルギー変換、エネルギー劣化をもたらし、本来は2人で変換すべきエネルギーが...

2019/03/18 05:57

「地球環境と言う幻想」1

「閉じた世界に措けるエネルギーの総量は変わらない」、これは「エネルギー保存の法則」または「熱力学第一法則」とも呼ばれるが、この原理は質量と言う概念にも等価性を有し、質量の場合は「質量保存の法則」と...

2019/03/17 06:17

「語るべからざる数」

古代ギリシャの数学は線を点の集合と概念した。この世界には2/3や5/7のように、「整数/整数」で表す事のできる数が存在するが、こうした数字のことを「有理数」(ゆうりすう)と呼ぶ。古代ギリシャでは、「数...

2019/03/16 05:27

「女性の肺がんに付いて」・2

 さらにこの他に近年発達してきた「温熱療法」に関して、癌細胞と正常細胞の関係に措いて、その修復性は癌細胞の方が正常細胞より熱に対して弱い。放射線や抗癌剤で癌細胞のDNAに傷をつけても、癌細胞はこれ...

2019/03/15 06:20

「女性の肺がんに付いて」・1

悪性腫瘍、いわゆる癌の中で男性の死亡率が一番高いのは「肺癌」だが、女性では「大腸癌」の死亡率が一番高い。しかし女性の癌死亡率が一番高い「大腸癌」と、女性の「肺癌」による死亡率の差はごく僅かなもので...

2019/03/14 05:59

「そんなに女が恐いか」・2

五百子の父「了寛」は二条家出身の尊王論者で、兄「円心」とともにこうした父から影響を受けた五百子もまた、尊王論者として唐津では認識されていたが、彼女は父の手紙を長州藩の家老に届けるために長州に赴き、...

2019/03/13 06:27

「そんなに女が恐いか」・1

「おい、お前、女か・・・」長州藩の関所前で何やら大勢の人だかりができ、その真ん中でこれまたついぞ最近見かけぬ、華々しい出で立ちの若侍が啖呵をきっている場面に出くわした高杉晋作、僅かに白きうなじの有...

2019/03/12 06:18

「自宅で出来る超硬派伝統金継ぎ」・9

「超硬派伝統金継ぎ8」で乾燥が終わったものは、その麦漆接合した上に色漆を塗った部分は線状に低くなっているはずであり、これを#600番くらいの耐水ペーパーなどで軽くなぞるように研いで行く事から次の工...

2019/03/11 06:20

「自宅で出来る超硬派伝統金継ぎ」・8

麦漆のはみ出しを削って3週間後、ルーペなどで見ると、陶器を接合した破断面の間に、細く茶色い線が見え、しかもその線は周囲の陶器面より少し低くなっているはずだが、金継ぎの仕上がりでは、この接合した部分...

2019/03/10 06:30

「自宅で出来る超硬派伝統金継ぎ」・7

さてこれまでに2種の接合方法と、1種の補修方法が出てきたが、この中で10枚以上の破片となった陶器の金継ぎは、基本的に型取り以外は普通の金継ぎと同じであるから、大まかには2種の技法と考えても良いだろ...

2019/03/09 04:34

「自宅で出来る超硬派伝統金継ぎ」・6

さてここまでは割れた陶器の麦漆接合だったが、金継ぎは割れた部分だけとは限らない。 例えば縁が少しだけ欠けている、または魚鱗(ぎょりん)状に少しだけ欠ける場合もあり、こうした欠けを「貝欠け」(かいが...